13Sep

スポーツなどで太ももに過度な負担がかかると太ももが痛くなる事があります。
太ももに痛みがあると歩行するのもつらく、痛みが酷い時は歩行するのが困難になってしまいます。
また、太ももが痛い時に座敷など床に座らなければならない際はとても大きなストレスとなりますよね。
つまり、太ももが痛くなってしまうと日常生活の様々な場面で支障が出てしまう事になります。
太ももが痛くなる原因は痛む場所や痛み方によっても異なります。
ここでは太ももが痛くなる原因や対処法などについて詳しく説明していきます。
Sponsored Links
筋肉痛で太ももに痛みが。急な運動は要注意!
では初めに筋肉痛が原因の太ももに痛みに関してご説明します。
筋肉痛(きんにくつう)とは?
筋肉痛とは一般的に運動などの後に筋肉に起こる痛みの事を言います。
普段運動を全くしない運動不足の人が急に運動をすると体のあちこちの筋肉が痛みを発するようになる症状です。
運動の後に起こる筋肉痛の事を遅発性筋痛と呼びます。
一般的に呼ばれる筋肉痛とはこの遅発性筋痛の事を指します。
若いうちは翌日に筋肉痛を発症しますが、年を取ると翌々日に症状が現れる事もあります。
症状は運動直後に起こるものではない為、遅発性筋痛と呼ばれています。
運動以外にも力仕事で重たい荷物を持ったり、急に筋肉を酷使する事で症状を発症してしまいます。
筋肉痛になる原因は?
急に行う激しい運動などが原因で筋繊維に負荷がかかります。
その結果、筋繊維に細かな傷が出来てしまいます。
筋肉はその細かな傷を修復する為に傷ついた箇所に白血球を集めます。
そして、白血球による筋肉の修復が始まると筋肉に炎症が起こります。
つまり筋肉痛とは傷ついてしまった筋肉が修復を行っている状態なのです。
運動以外でも起こる筋肉痛とは?
運動以外の原因でも下記の様な病気が原因で筋肉痛が起こる事があります。
インフルエンザ
発熱とともに全身に筋肉痛が起こる場合があります。
繊維筋痛症
線維筋痛症を発症すると全身の筋肉に痛みを発します。
太ももは体の全体重を支えている為、特に負荷がかかり易いです。
特にサッカーやバスケットボールなど激しい運動をする予定がある方は事前に十分に体を鍛えておいたほうが良いでしょう。
また、筋肉痛の痛みを緩和する為には以下の方法が有効です。
・アイシング
運動を行う前の準備運動も忘れずに、入念に行うようにしましょう。
Sponsored Links
神経痛による太ももの痛み。閉鎖神経痛(へいさしんけいつう)とはどんな症状?
閉鎖神経痛(へいさしんけいつう)とは閉鎖神経と呼ばれる太もも内側の皮膚や内転筋を司る神経に痛みを感じる神経痛です。
閉鎖神経痛を発症すると太ももの内側の膝から股関節にかけて痛みを発します。
また、痛み以外にも痙攣やしびれなどの症状が現れる場合もあります。
この神経痛は男性に比べて女性の方が発症する場合が多いのが特徴です。
閉鎖神経痛の症状とは?
主な症状は痛みです。
太ももの内側から股関節にかけて痛みの症状が現れます。
また、人によっては痙攣などしびれの症状も現れるケースもあるようです。
閉鎖神経痛の原因は?
閉鎖神経痛は太ももの内側の皮膚や知覚神経が炎症を起こして痛みを発します。
ヘルニアが原因で発症するとも言われていますが、まだ明確な関係は示されていません。
太ももの痛みの原因は動脈が硬化しているから。閉塞性動脈硬化とは?
閉塞性動脈硬化(へいそくせいどうみゃくこうか)とは動脈に動脈硬化が起こる症状です。
動脈硬化が起こると、血管が狭くなったり詰まったりして血液がスムーズに流れにくくなります。
動脈硬化が足に起こると、痛みを伴い、歩行することが困難になる血管の病気です。
閉鎖性動脈硬化は末梢動脈疾患と呼ばれる場合もあります。
硬化して柔軟性を失った動脈では体中の必要な組織に十分な酸素や栄養を送る事が出来なくなってしまいます。
ではなぜ血管が硬くなってしまうのでしょうか?
原因は血管にかかる負荷です。
高血圧や糖尿病になると血管に大きな負担がかかります。
この負担が原因で血管の内側の壁に傷が付き、血管の内側が備えている硬化防止機能が働かなくなります。
すると血液中に存在しているLDLが血管の内側に入り込み、酸化して酸化LDLへと変化してしまいます。
更に、酸化してしまったLDLを排除しようと白血球の一種である単球も血管の内側へと入り、マクロファージへと変化します。
マクロファージは酸化LDLを取り込み、やがて死んで行きます。
そして、その後、血管の内側に含まれていた脂肪などが沈着し、血管の内側が厚みを増して血管が硬化してしまうのです。
初期の頃と閉塞性硬化症にはほとんど症状がありません。
病院で診察する際は以下の項目が確認させれます。
・足がしびれる
・歩くと太ももやふくらはぎに痛みがある
・発症してからの経過時間
しびれや痛みはご自宅でも確認できますので、症状があれば病院で診察してもらうようにしましょう。
閉塞性動脈硬化症を患っている場合、動脈硬化に関連する他の種類の病気を併発している場合があります。
そのため、特に糖尿病、高血圧、高脂血症等の検査を行う場合もあります。
Sponsored Links