12Jul

勉強中、仕事中、家事の最中、楽しい旅行の間にも突然始まってしまう歯痛。
気になって何も手につかなくなって、やる気も無くなってしまいます。
楽しい時間も台無しになんて事も。
そんな中、やっとの思いでたどり着いた歯医者が休みだった!
そしてそんな時に貴方を助けてくれるはずの鎮痛剤が効かない?
ここでは市販の鎮痛剤の効果となぜ鎮痛剤が効かないのかを説明していきます。
Sponsored Links
認知度の高い市販の鎮痛剤
市場には数多くの鎮痛剤が流通しています。
まずは一般的な市販薬をご紹介します。
ロキソニン
ドラッグストアなどで簡単に手に入る手軽な市販薬です。
個人差はありますが通常ロキソニンの効果が現れるまで15~60分程度かかります。
持続平均時間は約7時間です。
2回以上服用する場合は1回目の服用から4~6時間程度空けてからにしてください。
ロキソニンは、腫れや痛みの症状を緩和する効果があります。
解熱効果のある非ステロイド系の解熱鎮痛消炎剤(NSAIDs)の種類の中でも知名度は高めです。
風邪、生理痛、頭痛や腰痛など日常的な発熱や痛み止めに服用されます。
また、歯痛、抜歯後の鎮痛効果や、病気の際の痛み止めとして多くの病気の際に服用されています。
ロキソニンはプロドラッグ製法により製造され、胃痛などの副作用が出にくいように工夫されいます。
比較的に安全性が高い市販薬といえるでしょう。
効果効能
悪寒・発熱時の解熱
ボルタレン
炎症、痛み、発熱の原因とされるプロスタグランジンという物質ができる量を減らし、炎症、腫れ、筋肉、関節の痛みを緩和します。
また、発熱がある場合は熱を下げる効果もあります。
通常は関節リウマチ、腰痛、変形性関節症、手術後や抜歯後などの鎮痛消炎、鎮痛や解熱に利用されます。
こちらもドラッグストアなどで購入可能です。
バファリン
TVコマーシャルでも同じみの市販薬です。
頭痛、発熱、生理痛等日常の様々な痛みに効果を発揮します。
日常の痛みから急な発熱まで、バファリンは様々な痛みや熱に効果があります。
通常の歯痛であればこれらの市販薬で痛みは治まるはずです。
ではなぜ鎮痛剤が効かない事があるのでしょうか?
鎮痛剤が効かない?!その本当の理由。
痛みを我慢してわざわざ買いに行った鎮痛剤。
なのに服用しても痛みが引かない事があります。
考えられる原因は主に2つ。
・歯の噛みあわせが悪い
歯茎に膿が溜まってしまっている場合は薬の効果ないわけではありません。
それは薬が効かないほど症状が悪化しているということです。
歯のかみ合わせが悪い場合。
これは虫歯の治療後などに起こりやすい症状です。
治療の際に入れた銀歯や詰め物が原因で、歯のかみ合わせが悪くなる事があります。
歯の噛み合わせが悪くなると食事中などに過度に歯茎を圧迫することがあります。
これにより歯が痛く感じる症状なのです。
後者の場合は炎症を原因とする痛みではありません。
したがって鎮痛剤などの薬では効果はありません。
Sponsored Links
薬が効かない時の正しい正しい対処法は?
歯に膿が溜まってしまっている場合はすぐに歯科医の診察を受ける様にしましょう。
しかし、夜中や歯医者が休みだったなど、すぐに診てもらえない場合もあると思います。
そんな緊急時に時に役に立つ正しい対処法とやってはいけない事をご紹介します。
正しい対処法:
・氷や冷えピタなどで痛い箇所を冷やす
冷やすことで血流が遅くなり、痛みを鈍化させます。
・口内を清潔にする
口内が食べかすなどで汚れていると細菌が繁殖しやすくなります。
悪い菌が増加すると症状が悪化してしまいます。
歯ブラシできれいにするのが良いですが、歯ブラシが出来ないほど痛い場合は洗口液(オーラルりんす)で汚れを洗い流すようにしましょう。
・正露丸を詰める
主成分の日局木クレオソートには鎮痛、消毒効果があります。
但し、鎮痛と消毒効果のみで治療の効果はありませんのでご注意ください。
やってはいけない事:
・飲酒する
患部を冷やすのとは反対に血流をよくする効果があります。
血流が良くなると痛みが酷くなります。
お酒が好きな人も、歯痛の際は禁酒するようにした方が良いでしょう。
・患部に触る
歯以外でも同じですが、患部に触れることで雑菌が患部に侵入して症状を悪化させる事があります。
触りたいのをぐっと我慢して正しい対処法を行うようにしてください。
口内で起こる様々な症状は口内環境の影響を大きく受けます。
まずは口内環境を清潔に保つために1日3回の歯磨きを心がけてください。
その上で定期的に歯科検診を受けて常に健康で清潔な口内環境を維持するようにしましょう.
芸能人は歯が命といいますが、芸能人でなくても歯は大切なものです。
痛い思いをする前にしっかりと口内健康管理を行いましょう!
Sponsored Links