15Jun

パソコンやスマホの前で長時間作業していると具合が悪くなる、頭痛がする、吐き気がするなどの症状がててくる…。
単なるストレスや忙しさと考えてはいないでしょうか?
その症状もしかしたら電磁波過敏症かもしれません。
日本では最近になってようやく認知されてきていますね。
スマホやパソコン、Wi-Fiが普及し、物のIT化が進むにつれ電磁波がより身近なものとなりました。
つまりは誰しもがなる可能性が高くなったとも言えます。
今回は電磁波過敏症に関する具体的な症状や治療、対策についてお伝えします。
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身近故に起こりうる電磁波過敏症について
電磁波過敏症とは家電やパソコンなどから発する電磁波が身体に悪影響を及ぼし身体的に不調をきたすことです。
日本では正式な病気とは認定されておらず、認定されている国も非常に少ないです。
電磁波の研究が進んでいるアメリカですら、これら電磁波過敏症に対する否定的な意見も多いからです。
というのも家電製品、パソコン、スマートフォン、無線LAN 等が普及する以前にも電磁波というものが存在するんですね。
意外かもしれませんが普段私たちが浴びている日光は電磁波の一種になります。
その他には静電気や宇宙からも電磁波が出ており、自然界にもごく普通に存在します。
ただ、自然界の電磁波と電子機器類の電磁波が違うところは電磁波の種類や自然界の電磁波よりも電子機器類の電磁波がかなり近距離のことが挙げられます。
WHOも医学的な根拠はないとしていましたが、携帯電話やスマートフォンに関して発がん性のリスクの可能性も認めています。
体が不調になる具体的な症状をチェックしてみよう
では電磁波によってどんな身体的な影響が出てくるのでしょうか?
よく言われるのが以下のような症状です。
・肩こり
・目が疲れる、パソコンの画面が見づらくなる
・皮膚がヒリヒリしてくる
・集中力がなくなる
・動悸、呼吸困難
・めまい
・睡眠障害
これらの症状は他の病気や疾患の際にも起こりうる症状なので、なかなか一概に電磁波過敏症だと言えないところが難しいですね。
長期間にわたって悪影響を受けている場合はアルツハイマー、発がん、不整脈、白内障等ののリスクもあると言われています。
また人によっては電磁波の周波数によって違いが出たり、電磁波を浴びてもすぐに症状が出る即発型、後になってから症状が出てくる遅延型があります。
様々な検査をしてみて異常がないにもかかわらず、体の不調がどうにも治まらないようであれば一度疑ってみる必要があるでしょう。
ただし、厚生労働省の疾病リストには認定されていませんので、専門の医療機関では受診することは出来ません。
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電磁波過敏症から身を守るにはどうすればいいか。
アメリカのウエストバージニア州のグリーンバンクという電磁波を発するものの使用が禁止されている区域はテレビにも紹介され有名です。
このように電磁波を発するものを極力体に近づけないのがベストですが、現代社会ではなかなか現実的ではなくこのような生活を送ることは難しいでしょう。
ただ、ひと工夫するだけで同じ使用頻度であってもその影響を避けることができます。
携帯電話やスマートフォンは直接耳に当てて話すのではなく、イヤホンを使う。
なかなか環境をガラリと変えることは難しいですが、使う頻度の非常に多い携帯やスマートフォンは電話の際、遠ざけて話しましょう。
イヤホンやスピーカーフォンを使用するのがいいでしょう。
ただここで注意したいのがワイヤレスのBluetoothイヤホンです。
携帯やスマートフォンを遠ざけて使用しているので安心をしている方も多いですが、実はBluetoothイヤホンの場合、有線ではなく無線を使っていることになりますのでこのイヤホンに電磁波が発生します。
電磁波遮断グッズを使う。
次にすぐに対策としてできることが、電磁波防止グッズを使うこと。
ネットでも様々な電磁波防止グッズが出ていますので、どれを選んでいいのか迷ってしまうことも多いかと思います。
粗悪品のものだと全く効果が得られなかったということもありますので、専門店で購入するのがいいでしょう。
電磁波測定器を使えば、どの程度効果が発揮されているのかを計ることができます。
キッチンでは電子調理器ではなくガスを使った火で調理する。
主婦の方は家で1番触れる機会が多いでしょう。
特に注意してほしいのが妊婦の方。
ちょうどお腹の位置とIHクッキングヒーターの位置が非常に近く、非常に電磁波の影響を受けやすいです。
ガスを使用されている方は問題ないですが、IH調理器使用されている方はなるべく近づかない方が賢明です。
そうはいっても日々の料理をしないというのも現実的ではありません。
もしすでに自宅がIHクッキングヒーターだという方はタイマー設定にしてなるべくその場から離れておくことをお勧めします。
そして最新の機器ほど電磁波の影響も少ないようです。
電磁波防止用のエプロンも販売されていますので、上手く利用しましょう。
アースにつなげる。
アース線付いているにも関わらず、よくそのままコンセントに指していないでしょうか。
ただでさえ20年前に比べると配線の量が5~6倍に増えているといいますし、アースをすることによって電磁波を軽減することは非常に有効です。
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