その「痛み」や「しびれ」。 放置していると大変なことに…

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からだの痛み赤信号

脾臓の痛みの症状が出た場合の原因と対処方法。免疫低下の兆候の疑いがあり。


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肝臓や肺、腎臓、心臓は聞いたことがあるけれども、脾臓は初めて知ったという方も多いかもしれません。

脾臓が痛いなんて表現する人はそうそういないですからね。

主に背中の痛みとなって現れることが多いようです。
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よく知られていない分、自覚している人が少ないですね。

そこで今回は脾臓の痛みが原因で現れる症状や治療・対策について解説していきます。


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脾臓のしくみ・はたらきを知って症状を解明

そもそも脾臓は人間にとってどんな働きや役割があるのでしょうか?

あまりなじみのない臓器ですが、非常に大切な働きをしているため、紹介していきます。

腸にも負けぬ免疫を司る機能

人体模型で見てみてもその姿は、肋骨下の胃の隅に隠れているような形で存在しています。

握りこぶし程度の大きさで重さは90〜120g(成人の大人の場合)。

スポンジ状の柔らかさといわれています。

脾臓は傷ついた血液や老化した血液をきれいにしてくれる役割を持っています。

昔は取り除いても特に問題のない臓器と言われていました。

しかし、今は免疫力に関わってきますので脾臓がないことで心臓病、肺炎、感染症にかかるリスクが非常に高くなることが明らかに。

また病気にはなっていなくても偏頭痛や肩こりを引き起こしやすくなると言われています。

脾臓の痛みの原因と症状について解説

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脾臓の痛みとは一体どういうものが挙げられるでしょうか。

あまりピンとこない方も多いと思います。

早速、具体的な症状と併せてみてみましょう。

食後すぐの運動

経験された方もきっと多いでしょう。

食べた後は血液が胃や腸に集まりますが、運動することによって筋肉にもたくさんの血液が必要とします

本来であれば消化のために胃や腸にたくさんの血液が使われるところを動かしている筋肉のために持っていかれますので、胃や腸の血液の流れが悪くなってくるんですね。

そのときは脾臓に蓄えておいた血液を送り出そうとして急に収縮します。

この収縮が痛みとなって現れるのです。

食後すぐの運動は避け、ゆっくりしましょう。

脾腫

脾腫そのものというより、その他の病気によって伴うことが多いです。

感染症、肝炎、癌、白血病などの病状によって脾腫の大きさが肥大してしまうことを指します。

肥大してしまった脾腫が圧迫をして、やがて背中の痛みとなって現れます。

ひどい場合には周辺臓器の圧迫や呼吸困難にまで陥るケースも。

・膠原病が原因の場合
悪性リンパ腫、白血病、脊髄線維症、

・感染症が原因の場合
梅毒、腸チフス、結核、マラリア、肝炎、関節リウマチ

・心臓や循環器系の疾患が原因の場合
肝硬変、溶血性貧血

脾腫瘍

腫瘍できることは比較的稀ですが、悪性のものであることがあります。

悪性リンパ腫、リンパ管腫、単純性嚢胞等、良性のものと悪性のものに分かれます。

厄介なのはCTやエコー、MRIをもってしても良性か悪性かが分からない事がよくあること

悪性の場合には手術による切除が必要です。

遺伝性球状赤血球症

通常赤血球の形は円盤状となっていますが、変形し球状になってしまい脾臓をうまく通ることができなくなる病気

突発性のものもありますが、ほとんどの場合は遺伝性で起こります。

脾臓の腫れのほかに、赤血球が破壊されることで現れる黄疸貧血です。

現状、詳しい原因が解明されていませんので、手術によって脾臓を取り除くしか策はありません。

特発性血小板減少性紫斑病

こちらも原因が明らかにはなっていませんが、何らかの理由によって自分の免疫が血小板を異物と判断してしまい、血小板を破壊、血小板の生産を低下させます。

男性より女性に多く見られますが、5歳以下の子供に限っては男の子の方に現れることが多いです。

症状としては紫斑、鼻血、脳内出血等が現れます。


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症状を改善させるための治療や対策を紹介

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脾臓の病気の症状が悪化すると、ひどい場合には壊死する可能性があり、脾臓摘出する場合もあります。

免疫に関わる臓器ですので、なるべく脾臓の摘出は避けたいところ。

ただでさえ人間は年齢とともに免疫力落ちていきますので、寿命が短くなるリスクがあるからなんですね。

そして最後に脾臓が病気を患っているときの治療や日常でできる対策について紹介します。

脾臓の症状に伴う病気を早く治す

他の病気によって脾臓に症状が出ていることが多いので、元となる病気を治さないことには脾臓に出ている症状も改善されません

症状となる病気を早く治すことです。

放射線療法

患部に放射線を当てて治療する方法。

臓器を切り取らずに済みますが、他の臓器にも当たってしまい、軽いやけどのような状態になってしまうこともあります。

手術療法

脾臓の肥大によって呼吸困難や周りの臓器圧迫し悪影響を及ぼす場合には、最悪の場合、脾臓を切除する必要があります。

普段から取り入れたい対策

・食べ物に気をつける
・体を冷やさないようにする
・ストレス解消

脾臓が弱っているということは、血液を浄化する能力がある低くなっているので、食べ物や空気には気をつけましょう。

農薬、食品添加物、排気ガス、タバコ等、血液を汚すものを日常生活から排除することが必要です。

回復するまでは菌が多い生ものも避けたほうがいいですね。

また、他の臓器もそうですが冷えは脾臓に悪影響を及ぼします。

ただえさえ血液を浄化する能力は落ちていますので、血行不良は追い討ちをかけます。

体を暖める食べ物や飲み物を積極的に摂取し、夏場でも体を冷やす格好は避けましょう。

そしてストレスを溜めないことも非常に重要です。

ストレスによって交感神経の緊張が続くと血管が収縮してきます。

血流障害につながりますし、冷えのもとです。

規則正しい生活、ストレッチや軽い運動、働きすぎない、ゆっくりとお風呂に入るなどをして心身ともにリラックスしましょう。


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