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ペットボトル温灸術で咳の症状を改善。腰痛にも効くやり方とその効果とは?


ペットボトル温灸術で咳の症状を改善

日本に昔から民間療法として伝わるお灸。

今では余り聞きませんが、一昔前まではいたずらをした子供への罰として実際にお灸を据えるなんてこともあったようです

今時の若い人には余り馴染みがないかもしれませんが年配の方では今でも愛好者が多いです。

その健康効果は様々で腰痛や肩こり以外にも風邪の予防の効果もあります。

しかし、実際に火を使う為、安全面を心配される方も多い様です。

そんな火を使うお灸とは違い、ペットボトルを用いて行う温灸術がある事をご存知でしょうか?

ここではペットボトルを使用して自宅で簡単・安心に行える温灸術をご紹介します。


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一般的な火をつかったお灸とはどのようなものなのか?

ペットボトル温灸術で咳の症状を改善

お灸とは?

お灸とは一般的には艾(もぐさ)と呼ばれる植物を乾燥させた物を用います。

火を着けた艾をツボの上の皮膚の上において燃やし、その熱刺激によって体調を整える治療法の事です。

お灸の起源

お灸の起源は諸説あります。

その中でも最も有力なのが中国医学に基づくもので、その発祥は2千年以上前の中国と言われています。

他にも古代インドでの発祥説など様々にありますがはっきりした事は分っていません。

日本に伝わってきたのは6世紀頃に仏教と共に中国より伝わったとされています。

以来、民間療法として広く日本中に広まるようになりました。

艾(もぐさ)とは?

ではお灸に用いられる艾(もぐさ)とはどのような物なのでしょうか?

一般的にお灸に用いられる艾は乾燥させた蓬(よもぎ)の葉を精製したものを使用します。

蓬はキク科の多年性の植物です。

蓬はお灸に使用する以外にも昔から健康の為にお餅に混ぜ込んで食したり、煎じて飲んだりしてきました。

そして、その健康効果は整腸効果、利尿作用、解熱効果、止血効果など様々です。

今でも蓬餅は和菓子屋やスーパーなどで見かける事があります。

ですので日本人にとって昔から馴染みの深い植物であると言えます。

そして昔から日本全国に幅広く自生している為、お灸が日本中に広まるきっかけにもなったと考えられています。

艾は燃やすと独特な香りを発します

この香りは蓬に含まれているシネオールという成分が燃えた際に発生する香りです。

この成分はローズマリーやローリエ等にも含まれている成分です。

香りは日本人が好む爽やかな香りで、リラックス効果も期待出来ます。


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古くから伝わる民間療法。お灸の健康効果とは?

ペットボトル温灸術で咳の症状を改善

お灸には様々な健康効果があると言われています。

では次にお灸の効果についてご説明します。

血流改善による免疫力アップ

ツボに熱刺激を与えると皮膚の下にある筋肉、血管、リンパ節などが刺激を受けます。

すると、刺激を受けた筋肉、血管、リンパ節の細胞が活性化されます。

細胞が活性化すると免疫力がアップし、風邪を引きにくい体になるのです。

また、熱刺激を受けると血流やリンパの流れが改善されるようにもなります。

熱刺激を受けた血管は収縮と膨張をしやすくなります。

すると局所の充血や貧血を解消し、炎症の症状を和らげる効果があります

喉の炎症にも効果がありますので、つらい咳の症状も改善されます。

更に血流が改善すれば代謝があがり腰痛や肩こりの症状改善も期待出来ます。

また、リンパの流れが改善することでむくみ解消の効果も期待出来ます。

鎮痛、リラックス効果

艾にはシネオールという成分が含まれています。

お灸の独特の爽やかな香りはこのシネオールが燃えた際に発生する香りです。

また、シネオールには強力な鎮痛、消毒、殺菌、リラックスの効果があります。

お灸をすることでこれらの成分が皮膚から体内に浸透していきます。

そのため、鎮痛・リラックスの効果も期待出来るのです。

また、お灸から出る煙にもシネオールが含まれています。

ですのでお灸の臭いを感じるだけでもリラックス効果があります。

皮膚からの吸収、鼻から感じる臭いのダブルのリラックス効果でお灸の効果をより高める事が期待出来ます。

機会があれば是非一度艾を使用したお灸にもチャレンジしてみて下さい。

ペットボトル温灸術のやり方。自宅で出来る簡単な方法とは?

ペットボトル温灸術で咳の症状を改善

通常のお灸は火を使う為、ちょっと躊躇する人が多い様です。

そんな欠点を改善し、自宅で簡単且つ安全に出来る方法としてご紹介したいのがお湯とペットボトルで行う温灸術です。

では最後に誰でも簡単に出来るペットボトル温灸術のやり方と効果についてご説明します。

用意するものも少なく、準備も非常に簡単です。

用意するのはペットボトル、熱湯と水だけ

コンビニやスーパーなどで売られているホット専用のペットボトルを用意して下さい。

通常、キャップがオレンジ色のペットボトルがホット用の物です。

コールド用のペットボトルではお湯を入れた際に変形する場合がありますので使用しないで下さい。

コールド用のペットボトルは通常白いキャップです。

キャップの色を確認し、必ずホット専用のペットボトルを使用するようにしてください

また、スチール缶はやけどの可能性がありますので絶対に使用しないで下さい。

ペットボトル以外は100度の熱湯(200CC)とお水(100CC/水道から注いだものでOK)を用意します。

ペットボトル温灸術のやり方

では次にペットボトル温灸術のやり方をご紹介します。

手順は以下の通りです。

  1. ペットボトルに水100CCを入れる
  2. 水を入れた後に熱湯200CCを入れる(温度が60~70度くらいになるようにします)
  3. 蓋を閉める
  4. ツボに2~3秒当てる。(3~4回繰り返す)

ツボに当てる前にキャップがちゃんとしまっているか確認してください

キャップがしまっていることを確認したら、キャップ部分を持ちペットボトルの胴体部分をツボに押し当てます。

服の上からではなく、肌に直接当てるようにして下さい。

注意点:

ペットボトルをツボに当てる際は長く当てすぎないように注意してください

熱いと感じたり、肌に異常を感じるようであれば直ぐに中止してください。

また、5回以上当てても刺激が強くて逆効果になります。

ツボに当てる回数は多くても4回までにして下さい。

火を使うお灸で得られるシネオールによるリラックス効果はありませんが、ペットボトル温灸でも通常のお灸と同様の体調改善の効果が期待出来ます。

また、ペットボトル温灸は普通のお灸とは違い、熱面の面積が広い為、ツボの上をピンポイントに刺激する必要はありません。

ご自身の体調に合わせ、効果を得たいツボで是非試してみて下さい。


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