その「痛み」や「しびれ」。 放置していると大変なことに…

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息をすると肺が痛い原因は?咳や息苦しいなどの症状は肺がんの可能性あり!


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息をすると肺が痛い…

ただの風邪かなと放っておいたけど、なかなか治らない…

本当に風邪が原因なのかな。もしかして病気なのでは?と思ったあなた。

その通りです。病気の可能性があります。

もちろん風邪が長引いているだけの可能性もあるのですが、以下の3つの病気の可能性もあるのです。

・気胸(ききょう)

・肺炎

・肺がん

これらの病気には、胸や肺の痛みのほか、息苦しいといった症状も共通してあり、判別が難しいです。

なので、今回はこれら3つの病気について解説します。


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息をすると肺が痛いときは『気胸』を疑え!

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気胸はあまり聞き慣れない病気だと思います。

気胸とは胸膜に穴が開いてしまう病気です。

胸膜とは肺を包んでいる膜のことです。

胸膜に穴が開くと、空気が漏れでて、酸素をうまく取り込めなくなります。

胸膜に穴が空くと、肺や胸のあたりにドキドキするような痛みが出て、呼吸もどんどん苦しくなります。

息をすると肺が痛いといえば、医師がまず疑うのは気胸です。

気胸の原因は正確には分かっていません。

ただし、患者さんの傾向を見ていると、喫煙者20代までの若い男性痩せ型で背が高く猫背の方、生活の中で強いストレスを感じていて睡眠不足の方に多く見られます。

原因が分からないため、予防することは難しいです。

気胸はあるとき突然発症します。

気胸になると、肺や胸の痛み、呼吸困難など息苦しいといった症状のほかに、動悸なども現れます。

肺は左右に1つずつあるので、片方が気胸になってもかろうじて呼吸はできます。

めったにないことですが、左右両方が気胸になったら呼吸ができなくなり、死に至ります。

片方の肺だけに痛みがあるうちに病院へ行きましょう。

気胸の治療法と対処法

気胸には症状の重さの段階があり、それぞれによって治療法が違います。

一番症状の軽い軽度の気胸では、気胸が発見されても自然治癒に任せるのが一般的です。

肺に負担をかけず安静にしていれば、3週間程度で治ります。

一方、重度の気胸であれば、入院し胸腔ドレナージという治療を行います。

重度の患者であれば呼吸が苦しい状態ですが、この時に人工呼吸は絶対に行ってはいけません。

人工呼吸は胸や肺の中の圧力を高めてしまし、逆効果になります。

また、再発防止するために手術をすることもあります。

風邪が長引いて『肺炎』になることがある!

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肺炎は、肺に細菌、ウイルス、クラミジアなどが感染することによって炎症を起こす病気です。

肺炎は、風邪やインフルエンザや加齢による「免疫力の低下」によって細菌などに感染しやすい状態になり発症するのが一般的です。

肺炎は毎年のように死亡原因の上位に位置しており、油断できない病気です。

また、肺炎の患者さんは65歳以上の高齢者が多く発症するという特徴があります。

肺炎になると、咳や痰、胸の痛みをはじめ、息苦しさ発熱といった症状が現れます。

後述する肺がんもそうなのですが、風邪と肺炎と肺がんは症状が非常に似ており、特に知識のない方が判断するのは難しいです。

そのため風邪と勘違いして病院に行かずに安静にしていたけれど、一向によくならないといったケースが多いです。

風邪が1週間たっても改善しないときは肺炎になっている可能性があります。

早めに内科へ行き、診断してもらいましょう。


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咳が1ヶ月以上続くなら『肺がん』かも?

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肺がんの可能性もあります。

肺がんとは文字通り肺ががん細胞に侵される病気です。

肺がんは初期症状がわかりにくいので、早期発見が難しいです。

肺がんになると、近くの臓器や骨や脳にまで移転することがあります。

肺がんの主な原因は「タバコ」です。

タバコには200種類以上の有害物質が含まれています。

その中にがんを促進する物質も多く含まれているのです。

また、自分自身が喫煙者ではないけれど、喫煙者が吐く煙(副流煙)を吸う「間接喫煙」によって肺がんを発症することもあります。

他人のタバコの煙が原因で癌になるなんてたまったもんじゃありませんよね。

最近では、タバコの人体への悪影響を強調する「禁煙ブーム」によって、喫煙者も一昔前と比べ随分と減りましたね。

肺がんになると、肺や胸の痛みはもちろん、背中にも痛みが出ます。

また、咳や痰といった風邪に似た症状がみられるので判別がしづらいのです。

1ヶ月以上風邪のような症状が続くようなら肺がんを疑ってみてください。

がんは早期発見が何よりも重要なので、早めに医師に相談しましょう。

肺がんのセルフチェック

肺がんの患者さんに共通する項目をリストアップしました。

自身が当てはまるか判断してみてください。

複数個当てはまるようであれば、すぐに病院へ行きましょう。

・未成年の頃から今までタバコを吸い続けている

・毎日タバコを1箱以上吸う

・喫煙者ではないが、身近にヘビースモーカーが複数人いる。

・過度のストレスを感じる生活環境である

・咳や痰が2ヶ月近く続いている

・痰に血が混じっている

・胸の後ろの背中の痛みを感じる

・息苦しい、呼吸がしづらい気がする

肺がんの治療はまずは『禁煙』!

肺がんの治療法ですが、喫煙者は何よりも「禁煙」することです。

禁煙しないことには改善もあったもんじゃありません。

しかしタバコはニコチン依存症なので簡単にやめられるものではありません。

自力で禁煙できない場合は、禁煙外来などで治療を受けることもできます。

さらに、自分自身が禁煙するだけでなく、煙草の煙が多い環境を避けるようにしましょう。

これは、喫煙者ではないのに肺がんになった方にも重要な対処法です。


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