その「痛み」や「しびれ」。 放置していると大変なことに…

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からだの痛み赤信号

足の関節が痛い原因と治療法。恐怖の変形性足関節症を早期発見しよう!


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長時間の立ち仕事、階段の上り降りで足首が痛い…

足首が腫れていませんか?

もしかしたら変形性足関節症(へんけいせいそくかんせつしょう)かもしれません。

どのような原因や治療法があるのでしょうか。

変形性足関節症かもと思ったら、早めに病院にいきましょう。


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足の関節が痛い…。その原因は?

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足首のあたりが腫れて痛い場合は、変形性足関節症が考えられます。

足関節(即関節)とは、脛骨(けいこつ)、腓骨(ひこつ)、距骨(きょこつ)の3つの骨から構成される足首の関節です。

膝の関節や股関節は足関節ではないのです。

変形性足関節症とは、足関節の軟骨が損傷して炎症が起こり、痛みが生じる病気です。

変形性足関節症とは、足関節と呼ばれている足首の関節がすり減り、関節に痛みが生じている状態で、体重をかけたり、歩くときに痛いため、日常の動作に支障が出ることがあります。

足首の辺りは歩くたびに体重がかかるところなので、少しでも足の粗い面とが狂うと影響が出やすいようです。

進行すると関節が固まってあまり動かなくなったり、無理して動かすと、強い痛みを生じるようになり、最悪の場合、歩けなくなります。

変形性足関節症は進行状況により「初期」「進行期」「末期」の3段階に分類されています。

変形性足関節症の初期

足関節の軟骨に厚みが残っている段階

変形性足関節症の進行期

軟骨が徐々に薄くなることで軟骨の端に負担がかかるようになって骨棘(こつきょく)ができている段階

変形性足関節症の末期

ほとんど軟骨がなくなり骨棘が大きくなって骨が変形している段階

足首が腫れて痛い!変形性足関節症の治療法は?

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変形性足関節症の進行段階によって治療法は異なります。

変形性足関節症の「初期」「進行期」段階の治療法

「初期」「進行期」段階では、まずは手術に頼らない治療法(保存療法)を行います。

保存療法

【装具療法】

サポーターを装着して足首の動きを制限したり、足底板を靴に入れて負担を軽減させます。

【薬物療法】

非ステロイド性消炎鎮痛剤を使い炎症を抑えます。

【運動療法】

アキレス腱のストレッチをすることは痛みが和らいだり、捻挫の予防に効果があります。

ただし、一人でストレッチを行うと足関節の前方に負担がかかり痛みが増すことがあるので、家族などに手伝ってもらうようにしましょう。

手術

保存療法で足の痛みに改善が見られない場合は、手術を検討します。

【じん帯再建設術】

手術自体は2時間程度で終わりますが、手術後すぐに痛みがなく歩けるようになるわけではありません。

手術後は筋肉が衰えているので、激しい運動は厳禁です。

リハビリを行い、回復するまで少なく見積もっても3ヶ月はかかります。

【骨切り術】

関節近くの骨を切り、関節の向きを矯正したり、残っている関節軟骨が荷重部に来るように修正する手術です。

手術直後は痛みがありますが、徐々に痛みがなくなっていきます。

手術後は病院で入院してリハビリを行います。

退院するまで2週間から1ヶ月程度かかります。

変形性足関節症の「末期」段階の治療法

「末期」段階になると手術しか治療法がなくなります。

手術

【関節固定術】

足首の関節を完全に固定する手術になります。

足首を固定すると足が動かないようになるのではと思いますが、足には多くの関節が存在し、ほかの関節がカバーするので、日常生活であれば、特に問題なく送ることができます。

手術の時間は2時間程度で、約2週間後に歩行訓練をしていきます。

手術をしてから約3週間での退院になります。

【人工足関節置換術】

人口足関節置換術とは金属やセラミック、ポリエチレンなどでできた人工足関節に入れ替える手術です。

痛みがなくなって、関節運動をしやすくなります。

人口足関節置換術は関節リウマチの治療法としても使われています。

手術時間は3時間程度で、術後2日程度で運動療法が始まり、約1ヶ月で退院となります。

人工関節により手術前の痛みがなくなり、可動域が広がったりとメリットは非常に多いです。

ただし、長い年月が経過するとゆるみが生じ、再置換の手術が必要になる場合があります。

自分の体に人工関節をつけるのは、非常に怖く、不安だと思われます。

信頼できる専門の医師とよく相談することをお勧めします。

退院した後も、定期的に検査を受けましょう。


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変形性足関節症になる原因と予防

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変形性足関節症になってしまった場合、治療が必要になりますが、あらかじめそうならないためにはどうすればいいのでしょうか。

変形性足関節症は加齢に伴う一次性の変形性足関節症と、何らかの原因で生じる二次性の変形性足関節症に分かれます。

加齢に伴い、骨が弱くなり、歩くたびに足首に体重がかかるので、ある程度は仕方ないです。

できる予防は、健康的な食生活と適度な運動を継続していくことです。

骨を強くする栄養素である「カルシウム」を意識的に摂取しましょう。

カルシウムは海老、チーズ、骨ごと食べる魚、乳製品などに多く含まれています。

多くは二次性の変形性足関節症であり、骨折や捻挫に伴う人体損傷などの外傷などが原因で、徐々に足首の関節の変形が生じます。

先述したアキレス腱のストレッチも予防には有効です。

足の関節に痛みを感じたら、なるべく早く病院へ行きましょう。

変形性足関節症になると、日常生活に支障をきたしてしまいます。

早期発見が何よりも大事です。

初期段階は「なんか痛いな」と感じる程度なので、発見はなかなか難しいです。

「末期」段階になると手術は必須になります。

整形外科を受診してください。

ちなみにアメリカなどでは、さまざまな種類の人工足関節を扱っています。
しかし日本では現在のところ、1種類しか取り扱うことが認められていません。
日本は人工関節の分野では、大きく遅れをとっています。

足の形も患者さんによって千差万別なので、人工足関節の種類は多いに越したことはありません。
日本の医療界にもっと足関節症の知識が広まっていってほしいと思います。

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