その「痛み」や「しびれ」。 放置していると大変なことに…

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左のふくらはぎが痛い原因は右のときと同じ?しびれがある場合は坐骨神経痛かも!


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ふくらはぎが痛い…

10歳までの子供がふくらはぎが痛いというときは、大半の原因は成長痛です。

では、大人がふくらはぎに痛みがあるとき、原因は何なのでしょうか。

考えられる原因はいくつかあるのですが、最初に思いつくのは筋肉痛でしょう。

しかし、しびれがある場合は坐骨神経痛など、神経を圧迫している可能性もあります。

また、いつも左のふくらはぎが痛いなど、左右どちらかだけが痛むことがあります。

今回はふくらはぎの痛みについて解説します。


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左のふくらはぎが痛い原因は右のときと同じ?

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左右どちらかのふくらはぎに特有の病気や症状というものはありません。

なので、足のふくらはぎが痛い原因は左右どちらも同じです。

しかし、体の重心は常に左右のどちらかに傾いています。

その関係で痛みが出やすい側が存在します。

重心が傾いている側に負担が掛かるので痛みが出やすいのです。

ふくらはぎが痛いとき、以下の5つの原因が考えられます。

・筋肉痛

・足がつる(こむら返り)

・深部静脈血栓症

・坐骨神経痛

・閉塞性動脈硬化

それぞれの特徴について詳しく解説していきます。

筋肉痛

ふくらはぎが痛いと感じたら一番最初に疑うのが筋肉痛ではないでしょうか。

筋肉痛はこれまで乳酸が原因で引き起こると考えられていましたが、最近になって新しい説が有力になっています。

筋肉痛はまず運動などにより筋繊維やその周りの繊維が損傷します。

筋繊維が回復するときに炎症を起こし、そのときに発生するセロトニンやヒスタミンによって痛みを感じるという説が有力です。

筋肉痛は痛みのほか、体のだるさや重さといった症状もあります。

また、筋肉痛は筋疲労筋損傷の2つのタイプに分けられます。

筋疲労

普段あまり運動をしない人が急に激しい運動をすると、筋肉が炎症を起こし痛みを生じます。

これを筋疲労といいます、

筋損傷

運動などにより筋肉の繊維が損傷を起こすことを筋損傷といいます。

ちなみに「肉離れ」は筋損傷に分類されています。

筋損傷は筋疲労よりも症状は重いです。

あまりにも激痛で足を動かしたり歩いたりすることさえもできないときがあります。

足がつる(こむら返り)

運動している最中に、急にふくらはぎがピーンと痛くなるときがあります。

足がつるとも言いますが、正式には「こむら返り」といいます。

こむら返りはなぜ起こるのでしょうか。

スポーツをして汗をかくと、大量の水分だけでなく、塩分も体外に排出されます。

そして塩分を排出すると体内のナトリウムとカリウムのバランスが崩れます。

このバランスの崩れによって筋肉が痙攣しこむら返りが引き起こるのです。

こむら返りは、寝ている時や普段の日常生活の中でも起こるのですが、スポーツをしているときが圧倒的に起こりやすいのはこのためです。

こむら返りは、ナトリウムとカリウムのバランスだけではなく、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルバランスビタミンB1の不足によっても引き起こされると言われています。

運動をするときは水分補給はもちろん塩分も補給し、日常生活で栄養バランスの取れた食事をとるように心がけましょう。

深部静脈血栓症

血液が足から心臓へ戻るとき、静脈という血管を通ります。

その静脈に血の塊(血栓)ができて詰まってしまう病気を血栓症といいます。

足の静脈に血栓ができる病気のことを深部静脈血栓症といいます。

エコノミークラス症候群という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

飛行機に乗り、長時間座っていることによって足の静脈に血栓ができます。

その結果、肺の動脈を塞いでしまう肺梗塞症という病気なのです。

飛行機の中だけで起こるわけではなく、車やバスに長時間乗ることでも発症します。

また、デスクワークで長時間イスに座り続けることでも発症する身近な病気なのです。

深部静脈血栓症の症状としては、まずふくらはぎや足全体が赤黒く腫れ上がります。

その後、痛みが現れゆっくりと進行していきます。

深部静脈血栓症は血管がつまるので、放置しておくと呼吸困難になり、最悪の場合、死ぬこともあります。


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『しびれ』があるなら坐骨神経痛かも!

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ふくらはぎの痛みとともに、しびれを感じることがあります。

しびれがある場合は、坐骨神経痛閉塞性動脈硬化の可能性があります。

坐骨神経痛

坐骨神経とは腰から足の先にかけて通っている神経です。

坐骨神経が何らかの原因で圧迫されることにより、下半身に痛みやしびれが引き起こります。

これを坐骨神経痛といい、中高年の方に多くみられる症状です。

坐骨神経痛になる何らかの原因というのは、主に2つあります。

まず若い方の場合は、腰椎椎間板ヘルニアです。

そして高齢者の場合は、腰部脊柱管狭窄(ようぶせきちゅうかんきゅうさく)です。

ふくらはぎに「しびれ」がある場合は、血行や神経にトラブルがあります。

坐骨神経痛はふくらはぎだけではなく、腰から足の裏や指にかけて全体がしびれます。

坐骨神経痛の場合は、まず痛みは腰から始まり悪化すれば痛みがどんどん下にいきます。

つまり、ふくらはぎがしびれるときは症状が悪化している証拠なのです。

閉塞性動脈硬化

足がしびれる場合、坐骨神経痛ではなく動脈硬化の可能性もあります。

動脈硬化とは文字通り動脈が硬くなり、血液の流れが悪くなり、心臓に負担をかけてしまう病気です。

足の動脈硬化のことを閉塞性動脈硬化といいます。

動脈硬化は進行すると死に至ることもある危険な病気です。

そのため早期治療がないによりも大切になります。

閉塞性動脈硬化の主な原因は高血圧糖尿病喫煙です。

閉塞性動脈硬化の初期症状は、下半身の冷えとしびれです。

そして進行するにつれて、痛みやだるさも加わってきます。

閉塞性動脈硬化は主に50歳以降の男性が発症します。

近年、ライフスタイルや食生活の欧米化がめざましく、閉塞性動脈硬化の患者さんが増えたのはそういった背景があるからだと考えられています。


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