10Jul

夏到来で肌の露出が増える季節がやってきました。
水着も新調して楽しみにしていた海やプールだったのに気がついたら足や腕に見慣れぬぶつぶつや腫れが。
見えない背中にもきっと同じ症状がでているかも。
かゆみを伴う肌トラブルで掻き毟ってしまった肌を傷だらけにしてしまう前にしっかりと予防策をしましょう。
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季節の変わり目に起こりやすい肌トラブルとその原因
どの季節の変わり目がお肌に悪い影響を与えやすいのでしょうか?
特に敏感肌の人がお肌に影響を受けやすい季節の変わり目は以下の通りです。
秋→冬
冬→春
ではそれぞれの季節ごとに起こるトラブルの主な原因を詳しく説明していきます。
夏→秋)
・日焼けによるお肌へのダメージ
→夏の強い紫外線はお肌へのダメージが大きい
・冷房による乾燥肌
→一日中冷房の効いた部屋にいるとお肌の水分量が低下。お肌が痛みやすい環境に。秋→冬)
・日焼けによるお肌へのダメージ
→夏はしっかりとしていたのに意外と忘れがちな冬のUVケア。
秋から冬にかけてもまだまだ紫外線量は多いです。
・乾燥によるドライスキン
→冬は空気が乾燥しています。
しっかりとお肌に水分補給をしないとお肌にトラブルが起きやすくなってしまいます。
季節の変わり目には気温の変化も大きく、お肌へのトラブルが起きやすい環境です。
また、ストレスや自律神経の乱れもお肌へのトラブルの原因となります。
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気になる!二の腕にぶつぶつの正体は?
夏は露出の多い服を着る機会が多くなります。
なのにぶつぶつだらけの二の腕では大好きなノースリーブも恥ずかしくて着られません。
肌トラブルの原因を理解して、正しい予防と対策を行いましょう。
ここではぶつぶつが出来てしまう原因と対策をご紹介いたします。
1. ぶつぶつの原因と対策
二の腕などにできるぶつぶつは一般的には鮫肌と呼ばれていますが、医学的には「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」または「毛
孔角化症(もうこうかくかしょう)」 と呼ばれる皮膚の疾患です。
二の腕以外にも背中やお尻など見えないところにできるぶつぶつも同じで、毛穴につまった角質が原因で丘疹が発生します。
これがぶつぶつの原因です。
数ある皮膚疾患の中でも 毛孔性苔癬の患者数は特に多く、4人に1人が悩んでいるといわれています。
実は根本的な原因は解明されておらず、まだはっきりとした原因はわかっていません。
しかし、両親のどちらかに症状が現れるとその子供が発症することが多く、遺伝性のものである可能性が高いと考えられています。
また、肥満気味の方に症状が出ることが多く、肥満との関連もあると見られています。
これは多くの肥満の方に見られる食生活の乱れが原因で、この食生活の乱れにより肌の状態が悪くなるからと考えられています。
まずは食生活の乱れを改善し、野菜やフルーツなどから積極的にビタミンを摂取して肌のコンディションを整えることが肝心です。
また、しっかりと睡眠をとり規則正しい生活をするように心がけることも重要です。
お肌のコンディションを整えるために有効な食材は以下の通りです。
・かぼちゃ
・キウイ
2. 症状が悪化する原因
前記の通り、現在のところぶつぶつが出来てしまう原因は解明されていませんが、症状を悪化させる原因はいくつが明確になっています。
そのひとつはお肌への刺激や乾燥です。
お肌の良好なコンディションを保つために以下の点を心がけましょう。
ぶつぶつをごしごしこする
いくら強くこすったところで取れるものではありません。
強くこすりすぎてしまうとお肌を傷つけて症状を悪化させてしまいます。
お風呂に入るときは優しくこすってお肌を清潔に保つことを心がけましょう。
無理やりつぶすとお肌へのダメージが大きいです。つぶしても取れるものではなく、こちらも同様にただお肌にダメージを与えてしまうだけです。
また、にきびの後のようにクレーターのような痕が残ってしまうことにもなりかねません。
お肌には適度な水分が必要です。
乾燥を感じたらクリームや化粧水などでこまめに保水し、お肌の乾燥を防ぎましょう。
痛みを伴うぶつぶつは病気のサイン!
痛みをともなうぶつぶつがでたらそれは 毛孔性苔癬ではなく、帯状疱疹(たいじょうほうしん)かも知れません。
帯状疱疹は水疱瘡(みずぼうそう)の原因ウイルスと同じ水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスによって起こる病気のことです。
大人が水疱瘡になることはほとんどなく、多くの場合、すでに子供のころに発症し、発症後約1週間程度で完治します。
しかし、完治したと言ってもウイルスが完全に消滅したわけではなく、実は体の神経節(しんけいせつ:神経の細胞が集中した部分)に潜んで復活の機会を狙い狙っています。
長い場合は何十年も潜伏し続ける事もあり、免疫力が極端に低下した時などにウイルスが復活するのです。
免疫力が低下する原因は様々ですが、主に過労や怪我などによる体力の低下、仕事や家庭で抱えたストレス、病気、高齢化などがあります。
免疫力の低下によって復活したウイルスは皮膚に痛みを伴う帯状の水ぶくれを作り、この帯状の症状の事を「帯状疱疹」といわれます。
このような症状が出た場合は我慢せずに皮膚科専門医を受診してください。
かゆくても我慢。かきむしると傷跡が残ります!
これらの症状がでると気になってぶつぶつをつぶしたり、かゆみの症状が現れるとついついかきむしってしまいがちです。
しかし、これらの行為は症状を悪化させるだけではなく、お肌にダメージを与えたとえ完治してもぼこぼこのお肌になってしまいます。
まずはお肌を清潔に保ち、しっかりと保湿することでお肌の良好なコンディションをしっかりとキープするようにしましょう!
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