その「痛み」や「しびれ」。 放置していると大変なことに…

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からだの痛み赤信号

足の裏が痛いときは足底筋膜炎の可能性あり!特に土踏まずに違和感のある場合は即病院へ。


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足の裏が痛いとき、あなたならどうしますか?

日本には、「足なんて時々痛くなるのは当たり前」と思っている方が多いので、たまに痛くなる程度では、なかなか病院にこられません。

このうちだんだん痛みが取れなくなってきて、一日中痛かったり、激痛を感じるようになって初めて、病院に行くのです。

しかし、その考えは時に危険です。

足の病気の状態が悪化し、取り返しのつかないことになりかねません。

特に土踏まずに違和感や痛みがある場合は、すぐにでも病院に行ったほうがいいでしょう。

足の裏が痛いときに考えられる病気の原因や治療法について解説します。


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足の裏が痛い!原因はなに?

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「足の裏が痛い!」と感じたとき、一番可能性のある病気は「足底筋膜炎(そくていきんまくえん)」です。

あまり聞きなれない病気かもしれませんが、実は医学会では大変ポピュラーな病気です。

足底筋膜炎とは?

足のアーチの下には足裏の筋肉がたくさん走っていて、足の縦アーチを下で支えるような構造になっています。

その代表的な筋肉が足底筋膜です。

足底筋膜炎とは、この筋肉に炎症が起きる病気です。

足は体重が掛かることによって、形が変わります。

体重が掛かっていないときは、足の裏の足底筋膜には多少のゆるみがあります。

しかし、体重が掛かったときや、歩く動作によって足を踏み返すとき、足の縦アーチの形が変わるので、それに伴い足底筋膜は少しだけ伸びて緊張します。

足のアーチが整っていれば、そうした負荷が掛かっても足の裏の筋肉が必要以上に緊張することもないのですが、アーチが崩れてくると、足の裏の筋肉のどこかが過度の緊張を繰り返すことになり、やがてそこに痛みが発生します。

足底筋膜は、かかとの下に炎症を起こす人が多いですが、人によっては土踏まずに近い辺りだったり、足の付け根の辺りに発祥します。

要するにその人の足の構造や歩き方のクセによって、足の裏の筋肉の中で一番負担が掛かる部分に炎症が出るのです。

足底筋膜炎の原因は「足のアーチの崩れ」

足底筋膜炎の患者さんのレントゲンをとってみると、かかとの骨の辺りに白いトゲのようなものが移っています。

レントゲンというのは、密度が高いものが白く移るのですが、筋肉は炎症を繰り返すことでだんだん硬くなって、骨と同じくらい密度が高くなっていくのです。

レントゲン写真を見ると、まるでそのトゲがからだに刺さって痛いように見えますが、そうではないのです。

とげのように見える部分そのものが炎症を起こしているのです。

しかし、一般的な病院では、レントゲンの結果、「かかとに骨がありますね」などと説明され、湿布と痛み止めを出されて終わることが多いようです。

一時的に痛みは取れるかもしれませんが、それでは根本的な解決にはなりません。

土踏まずに痛みや違和感があるときはすぐに病院へ

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土踏まずとは、足の裏の地面につかない部分のことを指します。

痛風の可能性もあります。

痛風とは、尿酸が体の中に溜まり、激しい関節痛になる病気です。

痛風が起きる前には血液の尿酸値が高くなります。

これを高尿酸結晶といいます。

痛風の初期症状として、土踏まずに違和感や痛みを感じることがあります。

そのことはあまり知られていません。

痛風は病気なので、放っておいて自然に治るものではありません。

土踏まずに違和感がある場合は、すぐに病院に行き医師の診察を受けることをおすすめします。

そのときは整形外科を受診しましょう。


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足底筋膜炎の治療法と対処法

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足底筋膜炎に一番効果のある治療法はストレッチですが、症状が悪化した場合は薬の投与や手術などの治療法もあります。

代表的な治療法と対処法を紹介します。

冷却、湿布

足底筋膜炎は痛みがある部分を冷却したり、湿布したりして安静を保っているだけで、ある程度の効果は期待できます。

足底筋膜炎かもと思ったら、まずはこちらをしてください。

ストレッチ

足の裏を伸ばすストレッチアキレス腱を伸ばすストレッチは一番重要な対処法です。

子供の足は、足底筋膜とアキレス腱がつながっていてひとつの長いベルトのようになっています。

それが大人になると、かかとの骨を境に足底筋膜とアキレス腱に分かれていきます。

つまりこのふたつの筋肉はもともと同じものでお互いに影響を与え合っています。

人というのはアキレス腱が伸びないと体が前に進むことができません。

そのためアキレス腱が硬い人は、足底筋膜炎になりやすいといえます。

なぜなら、アキレス腱が硬くて伸びないと、それを補うように指の付け根でしっかり踏み込み、前に進もうとするので足底筋膜に過剰な負担が掛かってしまいます。

なので、足裏とアキレス腱のストレッチを日々の生活の中で意識するだけで、足底筋膜炎が改善し、完治してしまう人もいます。

「ストレッチングボード」「ナイトスプリント」というアキレス腱を伸ばす器具を利用するのもいいでしょう。

ステロイド剤を注射

炎症が強く、冷却やストレッチでも痛みが改善されない場合は、かかとにステロイド剤を注射します。

長い間炎症で悩んでいた患者さんが3日程度ですっかり改善することが多いですが、注射自体に結構な痛みを伴うというデメリットもあります。

インソール

インソールを使うことによって、足底の痛みを軽減・改善することが期待できます。

これは崩れてしまった足のアーチを、インソールによって少しずつ元通りにする効果があるからです。

インソールを利用するときは、市販のものではしっかりフィットするのは難しいです。

専門の人と相談し、自分専用のインソールをオーダーしましょう。

足底筋膜炎の根本的な原因は「足のアーチの崩れ」にあります。

一時的に痛みを軽減しても再発する可能性もあるので、根本から治していくことをおすすめします。


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