その「痛み」や「しびれ」。 放置していると大変なことに…

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ヘルニア初期段階によく起こる症状は?腰椎の治療法も紹介。


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普段生活をしていて椅子に座っていても腰が痛くなる。どうも腰の感覚がおかしい。

また足が急にしびれたりすることもある。

ふくらはぎが痛んで歩く時に足に力が入らない。

もしかしたら、よく耳にする椎間板ヘルニアの可能性があるかもしれません。

ヘルニアというのは早く発見できれば軽度で済む治療が可能です。

ところが、そのままにしておくとかなり治療が困難になり時間がかかります。

社会人になると、忙しくて会社をなかなか休むことはできません。

また仕事を抜けて病院へ診断を受けに行くこともなかなか出来ないかもしれません。

どんな理由であれ時間が経ってしまい、どんどん悪化させ重度になってから診断を受ける。

このようなケースが多いようです。実は一番重要なのはいかに早い段階で治療するか、なのです。

ここではヘルニアの初期症状がどんな症状で、早期に発見するにはどんなチエック法があるのか。

そしてもし、ヘルニアになってしまった時の治療法をお伝えします。

ヘルニアの初期症状とそのチエック法

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まずヘルニアの初期症状とはどんな状態でしょうか。

  • 前かがみの姿勢を続けると腰の痛みが強くなる
  • 椅子に座っていても腰が辛い
  • お尻から太ももふくらはぎにかけてしびれが強い
  • 足に力が入らない

このようなことがあればへルニアの初期症状をまず疑ったほうがいいようです。

普段の生活でこの4点を感じたりしているのかどうかです。

この時点で早期に治療を行い、対処するのがベストです。

しかしまだこの時点では腰に原因があるのか、足に原因があるのかわかりにくいと思います。

そこで、自分でヘルニアを診断できるセルフチエックがありますのでご紹介します。

痛みのチエック

  1. 立ったり歩いたりするだけで痛い
  2. 足の痛みで上体反らしができない
  3. 太ももやふくらはぎが冷える

歪みのチエック

  1. へそが中心にない
  2. 骨盤の高さが左右であわない
  3. 片側の足が外側に開いている
  4. 靴底の減りが左右で違う

足の上がりチエック

足をまっすぐにして仰向けになって足を70度以上にあげることができれば正常です。

しかし20度から30度くらいで痛みや痺れがもしあればヘルニアの可能性が高いです。

これらの痛み、歪み、足上がりをご自身でチエックし当てはまるのであれば早急に診断にいきましょう。

しかし、気を付けていてもすでにヘルニアにかかってしまった場合の治療はどうでしょうか。

ヘルニアの治療法は?

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ヘルニアの治療は大きく分けて2つあります。

薬や注射、温熱療法による【保存治療】と【外科的手術法】です。

イメージとしてヘルニアは「すぐ手術」の印象があるかもしれません。

しかし実際に手術するのは全体の20%くらいと言われています。

それ以外はすべて保存療法(手術せず)で対処します。

ヘルニアはまず保存治療で対処してみてそれでも効果が無い場合。

または運動麻痺などが続き、排尿排便に対する機能低下がみられるといよいよ手術となります。

これがヘルニアに対する一般的な診断の順番のようです。

では最初に行われる保存治療とはどのような方法でしょうか。

大きくわけて3つあります。

鎮痛剤で治療する

非ステロイド抗炎症薬NSAIDsという薬を使います。

これは内服薬となります。

一般的に「痛み止め」と呼ばれるものです。

ただこの薬には鎮痛だけでなく消炎の効果もあるのです。

つまり炎症を消す効果です。軽度のヘルニアであればこれで手術を回避できて治療できます。

神経をブロック法

神経やその周辺に局所麻酔注射をして神経の炎症をおさえるものです。

これは、内服薬や座薬などによっても痛みがおさえられない場合に行われます。

一回だけで終わるものではなく、内服薬と併用して数回にわたって注射をします。

ただこれも痛みをなくすのが目的の対処法なので、これだけでは完治するには至らないのです。

理学療法

いわゆるリハビリです。

まずは温熱療法として身体を温めます。それによって筋肉がほぐれます。

そして収縮した血管を緩めて血流を促し、血液の循環をよくすることが目的です。

ただこの療法は身体の表面は温まっていても、深いところまでは効果がありません。

そして温めることによって逆に炎症の痛みを増す可能性があるので、注意が必要となります。

もう一つのリハビリとしてはマッサージがあります。

これも同様に筋肉をほぐして血流と血液の巡回をよくするのが目的です。

ただ根本的な解決法ではないので、あくまでも痛みに対する対処療法と考えるべきです。

そしてこのような方法であまり効果がみられない段階で手術となります。

外科的手術へ

手術は全身麻酔で行われます。そして患部の腰椎にメスを入れて神経を刺激するヘルニアの塊。

これを摘出します。手術自体は一時間くらいで終了します。

その後歩行訓練などの長い期間のリハビリが必要です。

手術もはやり早期にしたほうがと考えられています。

もしおそくなってしまうとその分の神経へのダメージが残ってしまうのです。

神経は一度傷をつけてしまうと二度と再生しません。

それが痺れや麻痺などの後遺症になってしまうのです。

また手術後に半身不随になってしまうことも稀にあるそうです。

ですから、手術の際は信頼できる医師に相談して治療を行うことが重要です。

腰に違和感があれば早急に治療へ

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一番重要なのは症状の早い段階で、診断するということでしょう。

そうすれば、手術や長い期間のリハビリ等も回避できます。腰に何か変だな?

と違和感があればすぐに診断してもらいましょう。

さまざまな理由で診断を遅らせると、その遅れた分だけ後の対処が大変になります。

軽度であれば人間の自然治癒力が期待できますが、重度となるとそれはできません。

やはり日々の生活は何をするにも腰を使います。

行動する際に痛みや痺れがあれば感じることができるはずです。

その気付いた時点で我慢をせず治療をする。

そしてここまでお伝えしましたが、治療よりどちらかというと対処療法の方が多い。

いまのところ完治させる効果的な治療は内服薬しかないようです。

内服薬も人によって効く場合とそうでない場合があります。

ですから尚更重度になるまえに早期の段階で自ら自分の腰をチエックして早めに診断を受けましょう。

それが一番の対処法と思われます。

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