5Jun

なぜか分からず続く指の痛み…。
日常生活にも影響してきますので、非常に不便ですし、困りますよね。
スポーツや長時間のパソコン作業や細かい手作業の仕事は動かす機会も多いので、痛んでしまう事も多いようです。
今回は指の痛みで一体どんな症状があるのかと原因や対策について解説していきます。
Sponsored Links
指が痛くなる病気以外での原因を解説。
最近手を使い過ぎていないでしょうか。
主に考えられる原因としては手の指の使いすぎです。
腱鞘炎
指に力を加える作業の多い方は恐らくよくなっているでしょう。
最近なんかはスマートフォンを使い過ぎてスマホ腱鞘炎なんて事もあるようです。
長時間同じ手作業をする場合や負荷が大きい場合、パソコン作業が主な原因。
動かし過ぎや負荷が大きいと腱と腱鞘が擦れることによって腱鞘炎になります。
軽い症状だとみられがちですが、腱鞘炎は慢性化しやすい症状でもあるので、普段からよく指を使う方は日頃から注意したいですね。
変形性関節症
軟骨がすり減る事によって指の曲げ伸ばしのときに痛みが生じ、長年繰り返すと骨の変形することもあります。
軟骨が減ってきやすい中年以降の女性の多い症状です。
外傷、関節を使い過ぎて酷使、加齢による軟骨のすり減りが原因。
女性の方が症状が多い理由として男性に比べると軟骨が柔らかい事や腱鞘炎と同じく女性ホルモンが影響しているからだとされています。
整形外科やリウマチと症状も似ていますので、内科のリウマチ科を受診します。
へバーデン結節
初期症状として第一関節(DIP関節)が痛んでくるのが特徴です。
そしてどんどん進行していくと「結節」といって第一関節に大きなコブのような盛り上がった腫れが出てきます。
肉眼でもよく分かり、曲げることがしづらくなってきます。
最終的には2年くらいで痛みは治るものの骨は完全に変形してしまいます。
ブシャール結節
ヘバーデン結節は第一関節ですが、ブシャール結節は第二関節(PIP関節)が腫れてくるのが特徴。
同じく伸ばしたり、曲げたりしづらくなって日常生活に支障をきたしてきます。
母指CM関節症
親指の第三関節が痛んできたり、腫れて膨らんできたりします。
つまむ、絞る、捻るといった日常生活の動作がしづらくなります。
Sponsored Links
指の痛みで分かる病気は使い過ぎだけが要因じゃない。
指の痛みは使い過ぎたり、単に怪我をしたりした場合ではないときにも症状が発生します。
ときには血液の病気や免疫障害の場合もあり、放置しておくのは今後の事も考えてよくありません。
それでは酷使した場合以外で、一体どんな症例があるのかと受診する病院について紹介していきましょう。
リウマチ関節炎
通常ウイルスや病気から守ってくれる自分自身の免疫機構に異常が生じ、自らを攻撃してしまう症状。
こわばりや腫れ、痛みが伴い、30~50代の女性に多くみられるようです。
重症化すると指の形が変形して骨にも影響が出て日常生活がままならなくなる事も…。
およそ1~2年で症状が早く進行するので、早期治療が非常に大事になってきます。
肺やその他臓器障害が出ている場合は内科のリウマチ科、関節のみの場合は整形外科を受診します。
強皮症
名前の通り皮膚がむくみ、やがて硬くなってきます。
指が紫色になったり白くなったりして、指が伸びず、痛みを伴う事も。
非常に珍しい難病で免疫や血液の障害が原因とも言われ、特定の化学物質に長年触れていた方にこの症状が多いようです。
皮膚だけでなく、内臓も硬くなっていき、症状の進行は個人差があります。
皮膚科もしくは内科を受診しましょう。
手を酷使する方の為に指の痛みで普段からできる対策
「仕事柄手をよく使う仕事だからなかなか休んでなんかいられない…。」そういった方も多いでしょう。
ただ、本業で繊細な手作業を求められる方は深刻な自体になって仕事がしづらくなった、または仕事を続けるのが難しくなったなんて事になってしまっては元も子もありません。
そこで、自宅でもできる手軽なメンテナンス方法を紹介していきます。
ちょっとした時間で出来ますので、是非普段の生活でも取り入れてみてくださいね。
マッサージやストレッチ
あまり力を入れ過ぎて逆に痛めてしまったなんて事のないように、気持ちの良い程度で手をマッサージしてあげましょう。
そしてストレッチもこまめに行うと筋肉がほぐれて痛みの軽減や予防になります。
自宅に限らず、仕事の間にも出来るのがいいですね。
固定する
本来であれば痛みが発症している場合は安静にして動かさないのが1番いいですが、そういかない場合もあるでしょう。
その場合はテービングや包帯等で固定をします。
実際にしてみると負荷がかかって痛んでいる部分が軽減されている事に気づくかと思います。
温熱・アイシング
患部を温める事によって筋肉がほぐれ痛みが改善します。
ゆっくりをお風呂に浸かるのもいいですね。
ただし、患部に炎症が起こっている場合は温めてしまうと逆に痛みが増してしまう事がありますので、そのときはアイシングをして炎症を抑えます。
食事療法
すでに炎症を起こしている場合は生姜やにんにく等を摂取すると緩和されます。
また、ビタミンなどの抗酸化作用があるものも炎症に効果があります。
そしてTVでよく宣伝されているヒアルロン酸やコンドロイチンの生成も年と共に年々と減っていきますので、うなぎや牛すじ、肉や乳製品、魚等の良質なタンパク質を摂取していきましょう。
Sponsored Links