8Jul

鏡を覗くと白目が真っ赤になっていた。
こんなこと誰でも一度はあると思います。
目は顔の中でも特に目立つパーツです。
健康的な真っ白な白目はとても魅力的。
しかし、真っ赤な目では恋人とのデートや楽しいイベント中に写真を撮られるのも嫌になってしまいます。
目の充血は多くの人が経験したことがある症状であるため、放っておけばそのうち治ると思っている人が多いようです。
しかし、実はこの眼球が赤くなる症状はある病気のによるものかもしれません。
今回は眼球が赤くなってしまう原因と対策、またこの症状の後に発症するかも知れない病気に関して説明します。
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気が付くと目が真っ赤!なぜ赤くなってしまうのか?
なぜ白目が真っ赤になってしまうのでしょうか?
まずは白目が充血してしまう原因をご説明します。
目を充血には2つのタイプとは?
充血は充血の仕方によって2つの種類に分けることが出来ます。
それが結膜充血(けつまくじゅうけつ)と毛様充血(もうようじゅうけつ)と言われる症状です。
ではそれぞれどのような特徴があるのでしょうか?
それぞれの症状をご紹介します。
結膜充血(けつまくじゅうけつ)の症状
眼球の結膜部分が赤くなっている状態のことを言います。
この結末充血もさらに2つに分類され、白目の部分に発症する眼球結膜とまぶたの裏に発症する眼瞼結膜があります。
一般的によく聞く結膜炎とは結膜充血の事を指します。
毛様充血(もうようじゅうけつ)の症状
一方、毛様充血は黒目の周りが赤くなっている状態の事を言います。
こちらは結膜充血よりも病気の重症度が高いといえます。
同じ充血でも結膜充血は重大な症状になる事はほとんどなく、緊急性は低いと言えます。
しかし、角膜周辺が充血する毛様充血の場合は注意が必要です。
もし角膜疾患を患っている場合は視力低下や痛みが等の症状が出る場合があります。
また、角膜潰瘍や急性緑内障の場合で症状を放置しておくと最悪のケースでは失明に至る可能性もあります。
気になっても絶対に患部には触らないでください。
掻いたり触ったりすると充血の症状を悪化させるだけではなく、ばい菌などが目に入ってしまうことがあります。
いずれのケースでも症状が出たら我慢せず、眼科専門医を受診するようにしてください。
目から出血?白目に出来た血のシミの正体!
では次に白目に出来てしまう血のシミについてご説明します。
この白目に出来てしまった血のシミは結膜下出血(けつまくかしゅっけつ)と呼ばれる症状です。
結膜下出血とは?その症状は?
結膜下出血とは結膜下の血管が破れて出血したものです。
結膜に存在する大小さまざまな血管が破れて、結膜の下に出血が広がります。
小さな点状のももありますし、斑状、または眼球結膜全体を覆う様に症状が現れる事もあります。
シミのせいで目に違和感を感じる事がありますが通常のケースではほとんどの場合で痛みやかゆみ等の症状は起こりません。
また、視力が低下したり視野が狭くなったりすることもありません。
しかし万一これらの症状が現れた場合は、眼科医の診察を受けるようにしてください。
なぜ結膜下出血になってしまうのか?
色々な原因で出血を起こすことがあり、下記の様なケースでも出血してしまうことがあります。
.くしゃみ
・せき
・過度な飲酒
・月経
・外部からの衝撃(ちょっとした衝撃でも発症する場合があります)
ちなみに、結膜下出血は眼球内部に血液が入ることはなく、視力が低下する事はありません。
結膜下出血になってしまった時の対処法は?
対処法は特になく、自然療法が一般的です。
通常は2週間ほどで自然に消えていきますが、出血が酷い場合では完治まで2カ月程度かかることもあります。
“出血”と言うと重症な症状に聞こえてしまいますが、毛様充血に比べて重症度は低いとい言えます。
しかし、2ヶ月経過しても症状が改善しない場合は、眼科医の診察を受けるようにしてください。
出血と充血の違いは?
出血は血管が破損して血液が血管の外に流失した症状です。
一方、充血は細い血管が拡張した状態を指します。
出血の場合、血管が修復されると症状が治まります。
充血の場合は、血管収縮剤を使うと赤みが少なくなります。
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健康で魅力的な目にしよう!自宅で出来る簡単ケア方法をご紹介!
きれいな白目は健康的で魅力的です。
しかし魅力的な白目を生涯キープすることはかなり難しいです。
原因はさまざまですが原因のひとつに加齢があります。
しかし、打つ手がないわけではありません。
そこでここでは若々しい素敵な白目を手に入れるために出来る方法をご紹介します。
1. 目薬を点眼する
目の充血に効果のある目薬を点眼するのはとても簡単で効果的です。
また、ビタミン成分を多く配合した目薬を点眼することで眼球に栄養を与え、老化を抑える効果も期待できます。
特にドライアイの人は目が充血しやすいです。
目の渇きを感じたらこまめに点眼するように心がけましょう。
2. 目の周りをマッサージする
目を健康に保つ方法としてマッサージする方法があります。
但し、眼球をマッサージするのではなく、目の周りのツボを刺激するマッサージです。
マッサージするポイントは目頭や眼球のまわりの骨の端です。
これらのポイントを指先を使って軽く揉み解してください。
そうすることでマッサージ効果により目の周りから眼球にかけての血行が改善されます。
また、血流が改善される事で以下の効果が期待できます。
・眼精疲労の解消
・視力回復効果
・眼病予防効果
パソコンや携帯電話などを操作していると瞬きの回数が減り目が充血しやすくなります。
仕事や趣味でパソコンや携帯電話を操作する合間にぜひお試しください。
合間合間に2~3分程度行うだけでも十分に効果が期待できます。
健康な目力を保つためにも是非試してみてください。
また、目の疲れを感じたら無理をせずにしっかり目を休めるようにしてください。
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