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肺気腫と肺炎を併発すると命の危険も。痛みを和らげる抗生剤を用いた治療法とは?


肺気腫と肺炎を併発すると命の危険も

最近なんだか息が切れやすくなったりしていませんか?

以前はなんとも無かったのに階段の上り下りなどのちょっとした運動がつらい。

また、風邪を引きやすくなったり風邪が治ったとしてもいつまでも咳が出続けるなんて事ないでしょうか?

もちろんこのような症状の原因の一つに加齢があります。

しかし、原因は加齢ではなく、実は肺に何かしらの問題がある場合があるのです。

ここでは肺の疾患の中でも特に肺気腫について詳しくご説明します。


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症状が悪化すると命の危険もある肺気腫とはどんな病気?

肺気腫と肺炎を併発すると命の危険も

肺の中は肺胞と呼ばれる沢山の小さな部屋で仕切られています。

人は呼吸をする際、それらの部屋をフィルター代わりにして酸素を取り込み、二酸化炭素を吐き出しています。

しかし、喫煙などによって肺の細胞が炎症を起こすと肺胞の仕切りが破壊されてしまいます

すると肺のフィルター機能が低下してしまうのです。

更に、炎症が悪化するともともと小さな部屋だった肺胞同士がくっついて大きな部屋へと変化します。

こうなると肺胞は弾力を失い、肺がスカスカの状態になってしまいます

肺がこのような状態になってしまうことを肺気腫(はいきしゅ)と呼びます。

肺気腫の症状が進行してしまうと正常な肺胞の数が減少してしまい、酸素の取り込みと二酸化炭素の排出が上手く出来なくなります。

すると生命維持に必要な酸素の取り込みが十分に出来ず、呼吸不全に陥り、最悪の場合は死に至る事さえあるのです。

慢性気管支炎を発症すると気道が狭くなり、慢性的に咳や痰が出るようになります。

気管支の炎症を3ヶ月以上継続させると慢性気管支炎と診断されます

肺気腫を発症している人の多くはすでに慢性気管支炎を患っている場合が多いです。

肺気腫と慢性気管支炎の事を慢性閉塞性肺疾患(COPD)と呼びます。

初期症状が分りにくい!肺気腫の症状は?

肺気腫と肺炎を併発すると命の危険も

肺気腫はゆっくりと進行する病気で、初期症状はほとんどありません

そのため、病気に気が付いたときにはすでにかなり進行してしまっている場合が多いです。

一番の要因は喫煙で、喫煙開始後約10~20年後に症状が現れるケースが多いようです。

肺に現れる症状

前記の通り、肺は酸素を取り込み二酸化炭素は排出する機能があります。

肺に取り込まれた酸素は肺胞に取り込まれ、血流に乗って全身へ運ばれていきます。

通常、肺には弾力があり、肺が伸縮することで肺の中に酸素を取り入れたり、二酸化炭素を排出したりしています。

しかし、肺の細胞や肺胞が破壊されてしまうと血液が不足し、肺の弾力が失われて硬化し始めます

そして、弾力を失った肺では上手く呼吸をする事が出来なくなってしまいます。

その結果、常に息苦しい状態となり、息切れしやすくなります。

更に肺には二酸化炭素が溜まりやすい状態となり、膨張した肺が心臓や他の臓器を圧迫するようになってしまいます。

体に現れる症状

上手く呼吸が出来ない事で体に様々な不調が現れるようになります。

まず、息切れしやすくなり、同時に動悸が起こりやすくなります。

また、十分な酸素を取り込む事が出来ないと体温の低下、免疫力の低下などがおこります。

すると風邪を引きやすくなったり、肺炎等の症状を引き起こしやすくなってしまうのです。

更に症状が悪化すると意識障害呼吸困難の症状を発症する事もあります。

また、二酸化炭素により膨張した肺が心臓を圧迫することで心臓の血流を悪化させてしまうことがあります。

そうなると虚血性心疾患を引き起こす原因となってしまうのです。

肺気腫の原因は?

肺気腫の患者のうち90%以上が喫煙者と言われています。

このデータからも分るように喫煙と肺気腫発症は大きく関係しています。

もちろん、喫煙者だからといって必ず発症するわけではありません。

症状が発症するかは個人差があります。

しかし、喫煙者の方が圧倒的に発症のリスクは高くなりますので、肺に違和感があれば喫煙は控えるべきです。

また、副流煙による第三者への被害拡大の可能性も否定出来ません。

肺気腫と肺炎を併発すると危険!抗生剤を用いた治療法とは?

肺気腫と肺炎を併発すると命の危険も

肺気腫を発症し、重症化してしまい日常生活でも息切れを起こすようになってしまうと5年後の生存率は70%ほどと言われています。

しかし、上記の数値は重症化して日常生活にも異常が出るほどになってしまうようなケースで、発症したからと言っても必ず重症化する訳ではありません。

症状を重症化させないことはもちろん重要なのですが、最も気をつけなければならないのが他の病気との合併症です

特に肺気腫と併発しやすい病気に肺炎があります。

60歳以上の肺気腫の患者で肺炎を併発してしまうと更に生存率が低くなってしまうというデータもあります。

また、肺炎以外にも肺気腫の症状が進行して重症度が増してしまうと肺がんを合併してしまうリスクも高まります。

ですので、まずは症状を重症化させない為に正しい治療を受ける事が重要です。

肺気腫の治療法

まずは出来るだけ肺に負担をかけない事が重要です。

喫煙の習慣がある方は直ぐに喫煙を止めるようにしましょう。

肺は再生する事が出来ません。

しかし肺気腫は進行性の病気であるため、肺気腫を根本から治療することは難しいです。

治療は主に症状に対する対処が中心となります。

前記の通り、肺気腫を発症していると免疫力が低下し、他の病気を合併しやすくなります。

そして、特に合併しやすいのが肺炎です。

特に高齢者の場合が誤嚥によって肺炎を引き起こしてしまうケースが多いです。

若い頃は自らの治癒能力で改善出来た症状も加齢と共にその能力が低下してしまいます。

そのため、簡単に菌に冒されやすくなってしまうのです。

ですので、免疫力を高める為には体力を回復させる事が重要ですが、並行してセフェム系抗生剤を使用する場合もあります。


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