その「痛み」や「しびれ」。 放置していると大変なことに…

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足の甲のむくみは病気の前兆かも?高齢者で肝臓病キャリアの人は特に要注意!


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足の甲がむくんでる…

押すと痛いし、靴も入らない。

そういえば体がだるくて、なんだか食欲が沸かない…

足の甲のむくみは病気の前兆かもしれません。

足の甲むくみとは一見関係ないように思いますが、肝臓病の可能性もあります。

肝臓病は進行すると肝臓がんにもなり得る危険な病気です。

足の甲のむくみは、ただ腫れているだけだったり、痛かったりと症状はさまざまです。

今回は、足の甲のむくみが出来る原因や考えられる病気について解説します。


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足の甲のむくみが出来る4つの原因

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足の甲のむくみができるのは主に4つの原因があります。

・常に同じ姿勢

・運動不足

・冷え性

・ホルモンバランス

それぞれの原因について解説します。

常に同じ姿勢

長時間の立ち仕事やデスクワークで体をあまり動かさないことが原因です。

むくみの正体は、余分な水分塩分です。

なぜ足に溜まるのかというと、水分と塩分は重力の影響を受けているからなんです。

長時間のデスクワークや立ち仕事で常に同じ姿勢になっていると、足の筋肉をあまり動かしません。

そのため血管やリンパの流れが悪くなり、水分と塩分が足元に溜まっていき、「むくみ」になるのです。

日本の企業は長時間座って働くスタイルが当たり前になっています。

その結果、日本人が椅子に座っている時間は世界的に見てもトップクラスなのです。

運動不足

足の甲のむくみの原因は、日頃の運動不足の可能性があります。

足のふくらはぎの筋肉は、下半身の血液を心臓へ送りかえすポンプのような役割をしています。

運動をすることで筋肉が血液やリンパの流れを良くして、余分な水分や老廃物を外に排出してくれます。

運動不足で足の筋肉が少ないと、足元の余分な水分や老廃物が溜まって「むくみ」となるのです。

現代人は昔の人に比べて明らかに運動不足で体力が落ちています。

これは、自動車、エレベーター、エスカレーターなどの普及で歩く機会がどんどん減っているのが原因です。

また、今の時代はオフィスでパソコンを使って長時間仕事をするのが当たり前になっています。

さらに、ゲームなどの娯楽が増えたことで外で遊ぶ機会も随分と減りましたね。

冷え性

先ほど、むくみは血行不良からきていると書きましたが、冷え性と血行不良には深い関係があります。

足が冷え性になるということは、末端である足に血液がうまく運ばれていないということです。

血液がうまく循環せずに、冷えている部分に余分な水分や塩分がたまり、むくみになります。

また、自律神経の乱れによる血行不良もあります。

自律神経は、交感神経と副交感神経で構成されているのですが、交感神経には血管を収縮する働きがあります。

不安になったり、緊張や興奮したりすると交感神経が優位になります。

その結果、血管が収縮して血行不良を引き起こし、「むくみ」になるのです。

冷え性で悩んでいる人はたくさんいますし、むくみのほかに肩こり、頭痛、生理痛などの症状があります。

ホルモンバランス

女性の場合、足の甲のむくみはホルモンバランスが原因の場合があります。

女性の体にはリズムがあり、生理前になるとプロゲステロン(黄体ホルモン)というホルモンが分泌されます。

プロゲステロンには、基礎体温を上昇させたり、体内に水分を溜め込むといった働きがあります。

この働きにより「むくみ」ができるのですが、病気ではなく、女性特有の体のサイクルなので心配することはありません。

一方で、ホルモンバランスの乱れによってむくみが起こることもあります。

これには男性・女性は関係ありません。

なぜホルモンバランスの乱れが「むくみ」になるのかというと、ホルモンバランスの乱れは自律神経の乱れに関係しているからです。

自律神経の乱れは、冷え性で説明したとおりです。

ホルモンバランスが乱れる主な原因は、睡眠不足ストレス食生活です。


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足の甲のむくみから考えられる4つの病気

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足の甲のむくみが出来る病気には、代表的なものが4つあります。

・エコノミークラス症候群

・肝臓病(肝炎)

・甲状腺機能低下症

・下肢静脈瘤

それぞれの病気について解説します。

エコノミークラス症候群

長時間同じ姿勢で座ったままでいると、脚の静脈の血行が悪くなり、血栓(血の塊)ができます。

血栓ができた状態で、立ち上がって動き出すと肺の動脈に血栓が詰まって、血液の流れを悪くしてしまいます。

その結果、呼吸困難や胸痛などを引き起こす病気をエコノミークラス症候群といいます。

正式名称は、深部静脈血栓症といいます。

エコノミークラス症候群は飛行機内だけで発症すると誤解されていますが、長時間のデスクワークや車での移動でも起こる可能性があります。

6時間以上同じ姿勢で座ったままでいると、発症するリスクが出てくるといわれています。

エコノミークラス症候群は気づきにくいのが特徴で、初期症状としては足の腫れや痛み変色などがあります。

重症化すると心配停止で死亡することもあり、実際にタクシードライバーがエコノミークラス症候群で死亡した事例もあります。

肝臓病(肝炎)

肝臓病とは、肝臓が炎症を起こして肝臓の機能が低下する病気です。

肝臓病になる主な原因は、お酒の飲みすぎです。

これは有名なので知っている方も多いと思います。

肝臓は飲んだアルコールを分解することにより、中性脂肪を作ります。

中性脂肪は本来すぐに排除されるのですが、アルコールを毎日摂取することにより、排除されず肝臓内に溜まってしまいます。

中性脂肪が溜まっていくと「脂肪肝」と呼ばれ、肝臓の機能低下につながります。

しかし、アルコールのほかに、ウイルスが原因で肝臓病になることもあります。

ウイルスは水や食べ物、注射など様々なところから感染します。

肝臓病の症状のひとつとして「手や足のむくみ」があります。

ほかには、食欲が沸かない、倦怠感吐き気黄疸(おうだん)ができるといった症状があります。

肝臓病は放っておくと肝臓がんになる可能性のある危険な病気です。

甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症とは、甲状腺の働きが低下して甲状腺ホルモンの生産が減る病気です。

甲状腺ホルモンとは、代謝に関わる重要なホルモンです。

甲状腺ホルモンが減ると顔や手足のむくみが出るほか、眠気や体のだるさといった症状も見られます。

甲状腺機能低下症になる主な原因は、慢性甲状腺炎(橋本病)です。

甲状腺機能低下症かも知れないと思ったら病院へ行きましょう。

甲状腺機能低下症の治療は薬による甲状腺ホルモンの投与が一般的で、そこまで危険な病気ではありません。

下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)

下肢静脈瘤とは、足の静脈にある弁が壊れてしまう病気です。

静脈には血液が逆流しないように「弁」がついています。

この弁が何らかの原因で壊れてしまうと逆流が起こり、静脈がコブのように腫れあがり「むくみ」ができます。

ふくらはぎやひざの裏の血管がぼこぼこと浮きでてきたり、足のだるさや痛みといった症状があります。

ほかには、皮膚が硬く茶色く変色することもあります。

下肢静脈瘤になる原因は主に、長時間の立ち仕事・デスクワーク運動不足加齢です。

特に、加齢とともに筋力が衰え、静脈の弁の働きは弱くなっていきます。

40歳を超えると約半分の方が下肢静脈瘤になるといわれています。

高齢者と足の甲のむくみの関係

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先ほど、加齢によって筋肉が衰え下肢静脈瘤になるという話をしました。

高齢者は他にも、心臓のポンプの働きが低下したり、皮膚の張りが弱いという理由で特にむくみやすいです。

むくむことで足が重くなり、動量が低下し、むくみがさらに悪化するという悪循環になってしまいます。

なので、むくみを解消する方法を紹介します。

一番効果的なのは「昼寝」です。

血液を心臓に戻す力が弱まっているので、横になることで血液の循環がスムーズになります。

さらに、横になったときに足を上げるような運動をするとより効果的です。

また、歩くことで運動不足解消になり、足の血液のめぐりが良くなります。

むくみは余分な水分と塩分からきているので、塩分を控えた食生活を心がけたり、水分を過剰に摂取するをやめることも大切になります。


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