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摂食障害とは?原因や症状、高齢者でもなりうる理由も解説。


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摂食障害は何と95%は女性が発症し、そしてその多くは思春期に悩む事が多いです。

日本ではどうしてもスリムな体型が絶対的に良しとされる風潮があるが故に起こるのでしょう。

しかし、思春期は特に成長ホルモンの影響もあってか体型が変化しやすいので、コントロールするのが難しいです。

また一概にダイエットをしているから、拒食症とは限りませんし、大食漢と過食症の違いも見分けがつきにくいのも特徴。

今回は摂食障害とは具体的にどんな症状なのか、また起こりうる原因を解説していきます。


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摂食障害とは一体どんな症状なのか?

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ダイエットに取り組んだことのない女性はほとんどいないことでしょう。

無理なダイエットや過度な食事の摂取を繰り返すことによって、自分自身で体重をコントロールできなくなり、心身ともに体に悪い影響を及ぼします。

テレビのイメージからかすごく極端に痩せている人ばかりをイメージしてしまいますが、何種類かのタイプに分けられます。

拒食症

別名は神経性食欲不振症とも言います。

「痩せて綺麗になりたい、太っていると馬鹿にされる」といった気持ちの背景から起きていきます。

通常は痩せていく喜びとともに適正体重になった時点でダイエットは辞めていきます。

しかし、拒食症の方は第三者から見て痩せているにも関わらず、本人はまだ痩せていないと思い込んでいるのです。

そしてどんどんとエスカレートしていき、栄養失調状態に陥ります。

思春期で多感な時期もあり、また若いが故に見境がつかなくなる事から陥ってしまうのでしょう。

原因としては完璧主義者で真面目なタイプが多く、親からの過度のプレッシャー、親からの愛情不足、職場や学校でのストレスだといわれています。

また、最新の研究では低血糖症が与えるインスリンの過剰分泌が原因という事も分かってきました。

標準体重の15〜20%痩せると拒食症と診断される事が多いです。

過食症

拒食症とは反対で食欲が抑えきらず異常なまでに食べ続けてしまう症状を指します。

タイプは2つあり、「過食と嘔吐を繰り返すタイプ」「嘔吐はなく、過食を繰り返すタイプ」

拒食症の方がある時点からスイッチが入ったように、それまで抑制していた食欲が溢れるように出てコントロールできないまでに食べ続けます。

そして食べ続けた後に罪悪感を非常に感じ、食べ過ぎた量を吐き出す「過食嘔吐」を繰り返すのです。

その一方で過食のみを繰り返すタイプもあり、肥満体型になっていきます。

原因としては拒食症と同じく、ストレスや低血糖症といわれており、拒食症は過食症の前段階として多く見られます。

過食症の症状としては、糖尿病、肌荒れ、食道炎症、胃腸不良、生理不順、うつなど。

能面のように表情がなくなり、抑うつ状態になると、ひどい場合には自殺や自傷行為を行う可能性もありますので、注意しましょう。

特定不能型

意外に知られていませんが、患者の3割〜5割くらいはこのタイプだといわれています。

生理不順や極端な嘔吐、下痢、過食という症状がみられないのです。

体重も標準の範囲内には治っているのですが、短期間に体重の増減が激しくみられます。

たまに過食も行うのですが、チューニングといって食べ物を飲み込まない場合も。

拒食症・過食症どちらともいえる症状はみられるものの、一貫性がなく、どっちつかずな症状のため、特定不能型と呼ばれています。


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若い人だけでなく、高齢者でも摂食障害に陥ってしまう原因とは?

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ほとんどが若い女性に見られる症状ですが、高齢者でも起こる可能性があります

もちろん若い女性の「綺麗になって痩せたい」といった願望ではなく、高齢者特有の原因です。

身体機能低下による食事の苦痛

食べ物が口から入って胃まで到達するまでの過程のことを摂食嚥下といいますが、この過程に何らかの障害がある可能性があります。

食べ物が間違って気管に入ってしまうことで肺炎を起こすことがあり、食欲不振の原因の1つです。

また、年齢を重ねるごとに咀嚼機能の低下、食べ物をスムーズに咽頭に運べなくなることや歯がなくなってしまうことによる食欲低下があげられます。

誤嚥=食べ物が気管に入ってしまうこと。

認知症の疑い

食事をとったこと自体を忘れてしまうようでしたら、それは認知症の可能性があります。

食事をしたことを忘れ、再度食事を取ろうとしたり、食事を摂ってもいないのに食事を食べたと勘違いしてしまったりすることも。

ひどい場合には食べ物で遊ぶ、本来であれば食べれないものを食べてしまうこともあります。

本人は全く気づいていませんので、家族や友人など周囲の人が気付いてサポートしてあげましょう。

摂食障害を治すためには心理的な根本的原因を突き止める事が重要

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精神内科・心療内科を受診しカウンセリングを受ける場合が多いです。

診療を受けたからといってすぐに治るわけではなく、患者本人の根本的な精神の問題を解決しない限り完治が難しいです。

また摂食障害と合わせて鬱の合併症を引き起こしているケースもありますので、薬を使用するケースも見られます。

しかし、あくまで一時しのぎで根本的な解決にはなりません。

理由として主に精神的なストレスからくる症状だからです。

特に摂食障害の方は過度に自分を追い詰めるところがあります。

自分1人だけで解決しようせずに周りのサポートも得ながらストレスを溜めないような生活を心がけましょう。

ストレスをためない

現代社会ではなかなかストレスのない生活というものは難しいものです。

ただでさえ真面目で完璧主義の傾向がある摂食障害の方はストレスを抱えがちです。

趣味やスポーツ・適度な運動、家族団欒、規則正しい生活など自分のできる範囲で取り組んでストレスを発散させましょう。

食事に意識が向きすぎないくらいに没頭できるものが見つかるといいですね。

家族や友人など周りのサポート

摂食障害は放置して1人で勝手に良くなっていくということはほとんどありません

ましてや放置しているとさらに症状が悪化するケースが多いです。

家族の方も心配のあまり無理に食事を食べさそうとしたり、制限させたり、回復を焦らせたりはしないようにしましょう。

自分のことを追い詰めやすいので、かえって逆効果になることも。

摂食障害は再発しやすいのも特徴の1つですので、摂食障害のことを正しく理解し、暖かく見守ってあげましょう。

食事を楽しいと思えるようにする

摂食障害の方は食事を楽しいと思っている方が少ないようです

友達や家族で大勢で鍋を囲んでいるときは普段よりもついつい量を食べてしまったなんてことよくありませんか?

筆者も1人で食べているときより誰かと一緒に食事している方が実際に食べる量が多いです。

食べることに罪悪感を覚える摂食障害の方にはとても有効でしょう。

また皆と一緒に食事をとることで乱れがちな生活リズムが整います

ただ注意点としては、このとき周りの方が摂食障害の方にプレッシャーをかけないのことが重要です。


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