4Jul

朝の忙しい時間。
今日はお化粧するのが面倒なのでマスク着用でお化粧は手抜きにしよう!
そう思っていたのにマスクを着用したらなんだか耳の裏が痛い。
そして痛すぎでマスクがつけられない!
きっと誰もが突然の耳の裏の痛みに苦しんだことがあると思います。
なぜ耳の裏が痛くなるのか?そんな時の対処法は?
今回は耳の裏が痛くなる原因と対策をご説明します。
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耳の裏が痛くなる原因とは?
なぜ耳の裏が痛くなるのでしょうか?
特に頭部におきる症状であるため、不安に感じる方も多いかも知れません。
まずは耳の裏の痛みの原因を知ることでご自身の症状をしっかりと把握しましょう。
顎関節症
顎関節症が原因で耳の裏に痛みを感じる事があります。
顎関節症の場合、以下の症状が発症する事が多いです。
・口を開閉する際に顎から音がする
・口がうまく開けられない
・顎に痛みを感じる
顎と耳の神経は繋がっているので、顎関節症の症状として耳の裏に痛みが出る場合があります。
上記の症状と耳の裏の痛みが併発している場合は顎関節症の疑いがありますので治療を受けるようにしましょう。
後頭神経痛
後頭部の神経に痛みを感じる事があります。
これは後頭神経痛と呼ばれる症状ですです。
後頭神経は頭部の皮膚のすぐ真下にある神経で、ここが刺激されると耳の裏に痛みを感じることがあります。
後頭神経痛の原因として考えられているものは以下の通りです。
・過剰なのストレス
・ビタミン類の不足
・疲労困憊
症状が酷い時は耳の裏だけでなく、目の奥に痛みを感じる場合もあります。
上記の通り、ストレスや疲労が主な原因ですので、十分な休息をとることで症状が緩和される事があります。
過剰なストレスを溜め込まない、疲れたらしっかり休息をとることを心がけてください。
粉瘤(ふんりゅう)
粉瘤(ふんりゅう)とは皮膚にイボのものが出来てしまう症状です。
特に毛穴が多くある場所に発症しやすく、皮脂腺が集中している耳の裏にできやすいです。
これは通常排出されるはずの老廃物が毛穴に溜まってしまい、硬化することで出来てしまうものです。
外部からの刺激、ストレス、疲労困憊などが原因で発症するものとするとされています。
自然治癒することがほとんどですが、しこりが原因となって炎症が起きてしまうと痛みが発生してしまいます。
また垢の塊なので嫌な臭いを発生させる原因にもなってしまいます。
リンパ節炎
人体にはリンパ液が流れています。
リンパ液が流れている節をリンパ節といい、ここで発症する炎症をリンパ節炎といいます。
リンパ節の機能は免疫抗体を生産したり、細菌やウイルスが体内に侵入した際に排除します。
この排除する働きの際にまれにリンパ節が腫れて痛みが発生する場合があります。
発熱や発疹などの症状が同時に現れるケースも有ります。
耳の裏の腫れを伴う痛みと同時に現れた場合は病院へ行くようにしましょう。
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痛みがひどい時は病気の可能性有!
上記の症状以外に耳の裏に痛みが発生する場合は以下の病気の疑いがあります。
・脳炎
脳炎(のうえん)とは、脳の炎症性疾患の総称の事です。
症状は発熱、頭痛、項部硬直などの髄膜刺激症状、あるいは発熱、意識障害、けいれん、髄膜刺激症状などです。
診断に髄液検査、頭部CT・MRI・脳波検査、病原検査などが必要です。
これらの症状が発生した場合は感染症科のないかや小児科医の受診をお勧めします。
・髄膜炎
髄膜炎(ずいまくえん)も脳炎と同様に脳の炎症性疾患の総称です。
症状も脳炎と同じく症状は発熱、頭痛、項部硬直などの髄膜刺激症状、あるいは発熱、意識障害、けいれん、髄膜刺激症状などです。
診断に関しても脳炎と同じ検査が必要となりますので症状が発症した場合、脳炎の可能性も同時に疑う必要があります。
いずれにしてもこれらの症状が発症した際は病院へ行くようにしましょう。
・脳梗塞
脳梗塞(のうこうそく)元プロ野球の監督など多くの著名人も発症した病気として一般的な知名度も高い病気のです。
脳梗塞とは脳卒中の1つで、日本人の死亡原因の中で脳卒中は第3位となっています。
また、年間25万人以上の人が発症していると言われています。
そのうちの60%以上がの方が脳梗塞を発症し、脳卒中の中で一番発症率が高いです。
初期症状がなく、突然発症するものと思われがちですが耳の裏に出る痛みなどがあります。
日本人の死因の中でも特に割合が高い病気です。
症状を見極め、手遅れになる前に病院へ行くようにしましょう。
異常を感じたら病院へ!
軽い症状であれば問題ありませんが脳梗塞などを発症してしまうと命の危険にかかわることもあります。
ただの耳の裏の痛みと思っていたら実は重大な病気のサインだった何て事も。
少し痛みが発生したからといって大げさに騒ぎ立てる必要はないのかもしれません。
但し、前記の通り恐ろしい病気の初期症状である可能性も否めません。
まずはご自身の症状をしっかりと把握し、必要に応じて専門医を受診するようにしてください。
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